水道用仕切弁操作トルク計算基準 JWVA 102―1990

 水道配管には数多くの金属弁座式仕切弁が使用されていますが、その操作に要するトルクのデータは少なく、一般的にはピアソン(Pearson)の式によって計算して減速装置や電動機容量を決定しています。

しかし、水道バルブ工業会の調査では、ISO 7259(地下使用の主としてキー操作の鋳鉄仕切弁)の規格値や当工業会による実験結果から、操作に要するトルクはピアソンの式で求められた計算値よりかなり低い値であることを確認しましたので、平成2年に水道用仕切弁操作トルク計算の基準を制定致しました。

 金属弁座式仕切弁の設計には、必要な資料の一つです。